用途
UM Labsの RC-2100は、VoIPやビデオ会議、SIPベースのインスタントメッセージやプレゼンスベースのアプリケーション等の遠隔SIP接続 に必要なセキュリティ管理のフルセット機能を持った、非常に費用対効果の高い、SIPセキュリティゲートウェイとして設計されました。
機能目的
RC-2100は、 音声とデータを安全に統合するためのセキュリティを提供します。
RC-2100は、SIPアプリケーションやコンテンツコントロールを行う上で必要なネットワークセキュリティ機能(ファイアーウォール機能) と、暗号化されたコールセットアップやメディアトラフィックを通過させるゲートウェイとしての機能を提供します。これらの管理は、 シグナリング(SIP)とメディア(RTP)の両方において、認証サービスと共に提供されるべきで、すべてのリモート接続のための完全なプライバシー と機密性を確実にしなければなりません。
ハードウェア
RC-2100は、どのような環境下においても設置可能な、低騒音、低消費電力を実現したハードウェアです。このシステムは、継続操作を確実にする ためのハードウェア監視機能および、シグナリングとメディア暗号化の両方における高品質な暗号化キーを発生させるためのハードウェア乱数機能 を含んでいます。
ハードウェア
ソフトウェア
ユニファイドメッセージングは、e-mailやインスタントメッセージ、VoIPやビデオ会議のように非常に広範囲にわたる アプリケーションを統括しなければなりません。これらのアプリにとって重要なことは、相手ユーザに今応答できるかどうか のシグナルを出せることと、コールやメッセージを最も効率よくルーティングする方法を確立することです。
これらのアプリケーションは、全てIPネットワーク上で動作するものですが、それらのセキュリティ要件は、全く異なっています。
インスタントメッセージのセキュリティ要件は、e-mailのようなコンテンツフィルタリングや、スパムに対する防御となる一方、 VoIPやビデオ会議のためのセキュリティコントロールは、リアルタイムにアプリケーション種別を認識し、コールフルッディングに 対する防御や、認証されていないコールをモニタリングする必要があります。
VoIPとユニファイドメッセージアプリケーションのセキュリティ要件は、一般の目的に使用されているファイアーウォールより複雑です。
汎用ファイアーウォールでは、VoIPやユニファイドメッセージに関わる全ての脅威を防ぐ事ができません。
VoIPとユニファイドメッセージアプリケーションにとって有効なセキュリティ対策は、アプリケーションによる強固なファイアーウォール セキュリティ制御と満足させる特別なセキュリティの結合です。
UM Labsのセキュリティゲートウェイは、ネットワークの全てのタイプ におけるVoIP及びユニファイドメッセージに関するセキュリティを費用効率よく配置できるよう設計されています。