VoIPセキュリティの重要性

1.VoIPネットワークにどのような脅威があるのか?

VoIPネットワークに対する脅威
VoIPネットワークに対しての脅威は以下の3つのレベルに分けられる
  • 一般的なIPレベルでの脅威
  • アプリケーション及びVoIPプロトコルレベルの脅威
  • VoIPコンテンツレベルの脅威
以下に3つのレベルにおける具体的な脅威を示す。
一般的なIPレベルでの脅威
  • パケット・フロッディング、バッファー・オバーフロー攻撃など

これらの脅威は、標準的なファイアウォールで対応可能

VoIPプロトコルとアプリケーションに固有な脅威
  • プロトコル・フロッディング
  • プロトコル・ファジィイング
  • 通話フロッディング
  • 通話強制終了
  • 通話ハイジャック

これらの脅威は標準的なファイアウォールでは防御不可

VoIPメッセージコンテンツへの脅威 (音声通話, ビデオコール, IM)
  • 未許可通話
  • RTP 強制挿入攻撃
  • 音声スパム攻撃 (VoIP Spam)

これらの脅威は標準的なファイアウォールでは、全く防ぐことはできない

2.VoIPネットワークに必要なセキュリティ

VoIPプロトコルレベルとアプリケーションのセキュリティ
  • プロトコル・メッセージの認証
  • 通話処理と会話状況を監視しプロトコル要求を検証
  • シグナルリングを暗号化
  • 全ての重要なプロトコル要求を認証
コンテンツセキュリティ (音声通話, ビデオコール, IM)
  • シグナリング制御でのみ音声コンテンツ(RTP)のフローを許可する
  • 音声コンテンツ(RTP)の暗号化